●吾唯足知 (ワレ タダ タルヲシル)
こんにちは、お世話になります。
小野石材の大谷です。
長い間、毎日 朝夕私たちを玄関先で迎えてくれていた手水鉢が、
本日、縁ある方のお宅に行くことになりました。
「吾唯足知」(ワレ タダ タルヲシル)
もともと京都の竜安寺方丈の北側にあるつくばいに刻まれている文字で
禅の教えだそうです。円い石の中央に口を書き、4文字が図案化されています。
文字通り読めば「私は満ち足りていることだけ知っている」と言う意味でしょうか?
「満足することを知っている者は貧しくても幸せであり、満足することを知らない者は
たとえお金持ちでも不幸である」 欲を捨てなさいと言うことかと思います。
老子のこの一文 「知足者富」(タルヲシルモノハトム)
健康な体を与えて頂き、こうやって毎日仕事ができる、仕事がある事に感謝して、生かされてる人生
富める人として生きて行きたいなーと思います。
ちなみに、二代目手水鉢はこちら!!